仙台・梅田川で鳥さんぽ|冬の野鳥観察【2026年1月7日・10日】

イソヒヨドリ 野鳥観察

体感ではそこまで寒さを感じませんが、川の表面は凍り、遠くの山は空気が澄んでよく見えています。冬。

山
川

梅田川で見つけた鳥一覧

オオハクチョウ

上嘴は先端が黒く、付け根が黄色。下嘴は黒いのが特徴的なオオハクチョウ。
毎年、同じエリアに7~8羽来ています。この冬は、幼鳥が2羽いる家族のようです。

オオハクチョウ
中央にいる白いのが成鳥、右下に見きれている灰色のが幼鳥

梅田川のオオハクチョウは、おじさんに餌付けされているようなのですが、なぜか私が川沿いの遊歩道を歩いて近づくと、警戒されます。
みんな首をピンッと伸ばして、微動だにせず、じっと横目でこちらを見てくるのは、きっと警戒しているに違いありません。

コガモ

梅田川に渡ってくる10月ごろはオスとメスで同じ色で見分けがつきにくいけど、冬になるとすっかり色が変わります。あのオスとこのメスがペアなのかな?などと、想像しながら観察するのが楽しいです。

コガモ
奥の頭が鮮やかな赤茶色のがオス、枯草のような地味な茶色がメス
コガモ
コガモ
水中に頭を突っ込んで、ひっくり返ってるのかわいくて大好き。

セグロセキレイ

駐車場とかで、テケテケテケテケ……と歩き回っているハクセキレイに似ている、セグロセキレイ。
横顔から背中にかけてのからだ全体が、より黒っぽく、鳴き声が濁った感じなのが、見分けポイントです。

セグロセキレイ
水辺にいます。こっちを見ている。

ヒヨドリ

大きな声で鳴く、ほっぺのオレンジがかった茶色がチャームポイントのヒヨドリ。

ヒヨドリ

イソヒヨドリ

名前のとおり、本来は磯など海の近くに多い鳥ですが、最近は川沿いや住宅地でもよく出没しています。
※ヒヨドリと名前が似ていますが、まったく別の鳥です。ヒヨドリは「スズメ目ヒヨドリ科」、イソヒヨドリは「スズメ目ヒタキ科」

高くとても澄んだ鳴き声で、オスは青灰色の背中とオレンジ色のお腹がカラフルなので、初心者でも見つけたら判別しやすい野鳥です。

イソヒヨドリ
全体的に丸っこいフォルムに見える、ぽんぽこお腹がかわいらしい

梅田川沿いでは、護岸のコンクリートや橋の上、周辺のマンションのベランダの手すりの上などにとまっているのをよく見かけます。この日は、小鶴新田駅前の橋の下にとまっているのを発見しました。

イソヒヨドリ
「僕のこと言ってる?」

マガモ

梅田川では冬になるとやってくる、オスの緑色の頭が目立つ、いわゆる「カモ🦆」

マガモ
石の上で寝ている

アオジ

草むらの地面近くから、「ヂッヂッ」と聞こえてくるのに耳を澄ませると見つけられるかも。
鳴き声が聞こえても姿が見えなかったり、カメラではうまく撮れないような場所にいたりすることが多いです。

アオジ
黄色いお腹がチャームポイント

久しぶりに写真におさめることができました。
目の周りが黒いとオスですが、黒くないのでメスです。

黄色っぽいのに、なぜアオジ?と思って調べてみました。

アオジという名前の由来
・「アオ」:昔の日本で青や緑っぽい色をまとめて「青」と呼んでいたことに由来する。
・「ジ」:ホオジロの仲間を表す言葉。アオジはホオジロ科の鳥。

お腹の色ではなく、頭から背中にかけての全体的にくすんだ色をしていることからアオジになったのだな、とわかりました。一つ賢くなった気がします。

ツグミ

秋から冬にかけてやって来ます。

首をピンッと空に向けて立ち止まったあとに、ピョンピョンピョンッっと地面を移動して、虫?をついばんでいます。

ツグミ

渡ってきたてよりも、真冬になっていくにつれて、人間に慣れて警戒心が弱まってくるのか、カメラを向けても逃げないことが増えてくる気がしています。

モズ

梅田川には一年中います。オレンジ色っぽい頭とお腹の色がきれいな鳥で、するどいくちばしが特徴的。目のあたりに黒い線が入っているのはオスの証拠。

河原を見渡すことができる、ちょっとした枝の上にとまっていることが多いです。

モズ

ノスリなどが近くにいると、ギジギジギジギジ!と怒ったように鳴いているのを耳にしますが、これは「高鳴き」というなわばり宣言なのだそうです。

メジロ

小鶴公園に寄り道をしたら、アカマツの木の枝にとまっているメジロを見つけました。

メジロ
メジロ
絵の具でも塗ったんか、と思うアイリング

コゲラ

コゲラも小鶴公園にて見つけました。コゲラは「小さなキツツキ」という意味です。

コゲラという名前の由来
・「コ」:小さいという意味、キツツキの仲間のなかで日本でみられる種類としては最も小さいらしい。
・「ゲラ」:昔、日本ではキツツキを「ケラ」「ゲラ」と呼んでいた。

コゲラ

コゲラがとまっていた木を観察していたら、あちこちに穴が空いていたので、よく来ているのかもしれません。

その他

写真を撮らなかったけれど、そのほかにもコサギ、ダイサギ、カワラヒワ、ムクドリ、ドバト、何かのチドリも見つけることができました。

梅田川、冬の野鳥観察のすゝめ

梅田川は、仙台市内を流れる川で、住宅地のすぐ近くにあります。
川沿いには草地やヨシ原が広がり、水辺の鳥や草地の鳥を観察しやすい環境です。

冬はカモ類やアオジ、セキレイ類、ハクチョウやイソヒヨドリも見られます。
過去には、オオタカがカルガモを捕まえている様子を見かけたこともあります。

苦竹駅より下流側は遊歩道が整備されているので、散歩しながら野鳥観察ができるのが魅力です。
双眼鏡があると、より観察しやすくなります。

冬は、河原の草が枯れていたり、木の枝に葉っぱがついていなかったりして、小鳥も水鳥も見つけやすく、写真にも撮りやすいです。さらに、冬に種類も数も増えるカモ類は、早起きをしなくても見ることができるので、手軽に野鳥観察を楽しむには、もってこいです。

仙台で気軽に野鳥観察を始めてみませんか?

ちなみに、私は『日本の野鳥650 決定版』をつかって、見つけた鳥の判別をしています。
頼れる相棒となる図鑑があると、野鳥観察もグッと深みを増して楽しくなりますよ。

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