夏休みを利用して、裏磐梯に野鳥観察旅行へ出かけました。
いつもは、自宅周辺の川辺ばかり観察している初級バーダーの私。
野鳥がたくさんいるといわれている裏磐梯で、本格的な野鳥観察デビューです。
野鳥観察にむけて用意したおニュー双眼鏡
ふだん、自宅周辺での野鳥(もっぱらカモ)観察では、KOWAの8倍の双眼鏡を使用しています。
もうちょっと大きく見えたほうがいいよね~ということで、旅行前におニューの双眼鏡を手に入れました。
Nikonの10倍です。軽くて、安くて、大きく見える!これで私の本格的な野鳥観察もばっちりのスタートをきれそうです。
(首からさげていると痛くなってしまうので、軽いのは結構重要でした)
様々な野鳥がいる裏磐梯
裏磐梯は、檜原湖や小野川湖などの湖や五色沼湖沼群などの池沼、湿地や草原から亜高山帯までさまざまな環境があります。
こうした環境に、山辺の鳥から、水辺の鳥まで豊富な種類の野鳥が生息しているそうです。
重要野鳥生息地に選定されている
「重要野鳥生息地(IBA)」という国際基準によって選定もされ、保全活動がおこなわれています。
重要野鳥生息地(IBA, Important Bird and Biodiversity Areas)
鳥類によって重要な生息地を、世界共通の基準によって選定し、すべての生息地をネットワークとして世界的に守っていこうというプログラム
裏磐梯ビジターセンターで裏磐梯の成り立ちを知ろう
たくさんの野鳥が暮らす、いまの裏磐梯の環境は1888年に磐梯山が水蒸気噴火をしたことによって形成されたものです。
その歴史や自然を、現地で詳しく知るにはビジターセンターがうってつけ。
私たちも、1時間ほど滞在して、展示を満喫しました。
まずは五色沼自然探勝路で野鳥探し
裏磐梯の野鳥観察スポットとしては、レンゲ沼・中瀬沼・五色沼などがおすすめらしく、まずは裏磐梯といえば!の五色沼自然探勝路から散策しました。
全長約4km、1時間半ほどのコースです。
ちょっと寝坊をしてしまい、午前10時頃に散策開始。
すっかり日はのぼっていて、木漏れ日がきれいです。
足元は万全を期して登山靴に(購入から約3年、着用は4回目)。
ビジターセンター付近には広い駐車場が整備されているので、サンダル(!)やワンピース姿で散策をしている方ともすれ違いましたが、石があったりして雨上がりは滑ったりもしそうなので、この準備は間違っていなかったと思います。
野鳥観察としてはだいぶ出遅れたこともあり、あまり野鳥の鳴き声が聞こえません。
(ウグイスはよく鳴いていましたが、探勝路から奥まったところにいるみたい)
見つけられたのは、こちら。
ヤマガラ
頭のてっぺんがはげているみたいですね。
よくみると木の実をくわえています。
キバシリ
木と同化して見えます。
屋外での野鳥観察に慣れていない私は、夫が「あ、いた」と教えてくれてもなかなか見つけることができませんでした(悔しい)。
動いてくれるとわかります。
以上。少ない。
途中、トラツグミの鳴き声?!と何度か耳をすましたものの、散策者のクマ除け鈴だったりするガッカリハプニングも。
野鳥が見つけられなくても、見所がたくさんあるのがよい探勝路でした。
五色沼周辺の様子
ゲンノショウコ
ミヤマウズラ
エゾアジサイ
コバノフユイチゴ
まとめ
ところどころに、噴火でとんできた巨石が落ちていたりして、散策はとっても楽しめる探勝路でした。
が、夏の野鳥観察、10時出発では手遅れなのがよくわかりました。
それでも、鳥をみることができないわけではななかったのがうれしかったです。
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