数年前からおしゃ生活をしている人のSNSを見て、簡単なのに楽しそう!とやってみたいと思っていた、水耕栽培。
2023年秋に、ついに挑戦してみました!
時系列
確か、秋の初めころに購入して、陽の当たらない部屋で、じゃがいもや里芋に紛れて転がしておいて、10月?くらいに水耕栽培用の入れ物に
つけ始めました(うろ覚えすぎる)。
球根の王道はヒヤシンスだと思いますが、ちょっとお花が派手すぎるかな?と思い、ホームセンターでクロッカスを購入。
使用した花瓶は、KINTOの「アクアカルチャーベース」です。
2023年11月中旬
根っこらしきものが顔をのぞかせた記念。
2023年11月下旬
お尻から根っこが出てきた!
ということは、横から出てきている太い白いものは根っこではない…?
てっぺんの芽も気持ち大きくなってきた気がします。
2023年12月上旬
まだらだったお尻の根っこが、全体的にちょぼちょぼ生えてきました。
てっぺんは、2つ出てきました。
もしや横っちょから出ている白い太いのは、芽?
このあたりから、なんか私のイメージしていた水耕栽培と違う香りがし始めているのでは…と心配になってきました。
しかし、定期的に水を替えて様子を見る日々。
2024年1月
芽は伸びたけど、一向に花が咲きそうな気配はなく、根っこの成長も止まってきた気がしつつ、様子見を続けました。
2024年2月上旬
なんじゃ、この見た目は…!?
横っちょのは、やはり芽だった様子。
球根のあちこちから、すべて中途半端なものが生えてきました。
メネデールを与えてみるも、ここから成長は進まず、てっぺんの方は色が黄色から茶色になり枯れてくる始末。
ちょぼちょぼだった根っこは伸びてきたけど、2㎝くらい伸びた後はくるくるに。
窮屈そうね、と取り出してみると。
もやしみたい。
水の中で芽をお出しになっている方が。その生命力を花に回してほしかった…。
ここから数日様子を見てみたものの、どんどん芽が枯れていくので、水耕栽培は諦めて球根を処分しました。
(水につけているのに植物を枯らす私。残念過ぎる)
うまくいかなかった要因は?
カビ
球根を処分する時に、お尻をよくよく観察してみたら、真ん中あたりが黒くなっていました。
そう。カビ…。
カビが生えたことで成長を阻害してしまったのかもしれません。
水耕栽培の失敗例でよくあるのが「カビ」らしい。
水の与えすぎ、換気や洗浄不足で増えるらしいのです。
確かに、水の交換はあまりしなかったし(水が減らないからいいかなって!)、カビの苦手な日光にはあまり当たる場所に置いていなかったし、お尻は常に水につかりっぱなしだった!
根腐れ
根っこが伸び始めてきたときの水の適量は、「根の先が少し浸るくらい」らしい。
がーん。
私は、お尻から5mmくらい離れたところくらいまで並々いれていました。
根っこはがっつり水に浸かっていたのです。
あまり水に浸しすぎると根腐れをおこすみたい。
水の量を減らすか、根腐れ防止剤をつかうとよかったみたい。
陽当たり
直射日光はあたらない場所だったので、葉っぱから栄養をとれない状態だったのか?
温度
同じ球根の袋にはいっていたクロッカスの残りは、ベランダの植木鉢に入れたのですが、そちらの成長は順調。
外の植木鉢と、室内の水耕栽培の一番大きな違いといえば温度です。
もしかしたら暖かすぎたのか?
はずれの球根だった説
根っこが出て早々から横っちょから芽が出てきたこと、根っこがくるくるだったことから、球根がなんらかの異常をもともと持っていたかもしれません。
こちらの方のブログも、芽が枯れて失敗に終わったようですが、芽の出方と根っこの形状が私の失敗例とは異なっています。
まとめ
初心者でも簡単にできる、ということで開花を楽しみにしていたし、水耕栽培用に花瓶まで購入したので大変残念な気持ちになりました。
しかし、簡単らしいから、という理由で特に下調べもせずに始めてしまったので、今シーズンの失敗要因も踏まえつつ、次回はしっかりと対策を練って水耕栽培にリベンジしたいと思います。
一つ言えるのは、水耕栽培は簡単だからといって常に放置でよいものではなさそう、ということですね。定期的な水の入れ替えと容器の洗浄は忘れずにやりましょう。
切り花もついついやらずにカビを生やしてしまう自分への戒めと、同じ失敗をどこかの誰かが繰り返さずに開花を楽しめることを願って。
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